Atoutのウィンタージャケットはただのサーマルジャージだった
今回はポーランドのサイクルウェアブランドAtoutのウェアをご紹介します。
昨年11月頃、ウィンタージャケットが欲しくて色々なブランドをチェックしていたのですが、そのタイミングでAtoutのHPに冬の新作としてウィンタージャケットが三種類アップされていました。ここは価格もかなり安くてデザインもなかなか。少し前までMackという名前でしたが今のAtoutに改名しています。三種類の中からAsperge Jacketを注文。楽しみに待っていたのですが…
ちなみに11月23日に注文して12月8日に発送連絡、手元に届いたのは1月8日。この間色々と不思議な事が起きたので、外通の事例として別記事にしようかと思っています。
ジャケットじゃなかった…!
届いた荷物を開封し、ウェアを広げてみると…?普通ウィンタージャケットというのは前面に防風素材があるものですが、これは明らかにそれがない。前面も背面も、側面も腕も同じ素材と厚みです。内側は裏起毛ですが。そうです、ただのサーマルジャージでした。そして首元を見てみると「Thermal Long Jersey」とプリントされてる!しかしAtoutのホームページ上の商品名はJacketとあるから買ったわけで、サイクルウェアでJerseyかJacketかはかなり大事なところでしょう。確かにDescription内にWindproofとかWindblockとは記載されていないけど。これは不当表示だよなぁ。
とはいえデザインは可愛くて良い
商品名のAspergeとはフランス語でアスパラガスのこと。この白い模様はアスパラガスをモチーフにしているようです。胸元のATOUTと大きくプリントされている感じ、フォントとかがレトロなベースボールシャツっぽくていいです。お揃いでコーディネート出来るように、ジャージに似た模様(こちらはAcicular Socksという名前なので針がモチーフ)とATOUTロゴのソックスも併せて購入しました。といっても、ソックスは普通の夏物なので、このジャージを着る時期には履くことはあまりないでしょうけど。
案外なんとかなるものです(なんとかしてるだけ…)
厳冬期だしジャケットじゃないと、と思ってはいたものの、そもそもこの時期は凍結してて峠には行かないし、ジレやウィンドブレーカーを組み合わせつつ、早朝出発後に体が温まるまでの間だけ乗り切ればこのサーマルジャージでもなんとかなります。あくまで関東の話(多摩丘陵~多摩川CRエリア)ですけど。それにアンダーウェアにはそこそこお金をかけてきたことも功を奏しています。なので、ジャケットじゃなくて残念でしたが、なんだかんだで届いてからは毎回このジャージでライドを楽しんでいます。